今ではアクセスできなくなっていますが、2022年10月7日に公開された欧州特許庁長官によるBudget and Finance Committee向けのレポートで公開された2021年の欧州特許庁における異議の統計データの一部を抜粋します。
技術分野別異議率
全技術分野における異議率の平均が2.5%で、最も異議率が低かった技術分野は「Micro -structural and nano-technology」の0.0%でした。これに対し最も異議率が高かった技術分野は「Food chemistry」で13.3%でした。
特許権者の国別異議率
日本の特許権者の欧州特許に対する異議率は全体の平均2.5%よりも低く1.1%でした。
技術分野別異議の結果
100件以上の異議件数がある技術分野のうち最も特許取消(Patent revoked)率が高かった技術分野は「Food chemistry」における40%で、最も特許取消率が低かった技術分野は「Handling」における15%でした。
決定に対する審判請求率
最も審判請求率が高かったのは特許取消(Patent revoked)の際の審判請求率で53%でした。
ソース:
Annual compendium of statistics on the activity at the EPO and at the member state offices in 2021
コメント