欧州特許実務 OA応答の指示書でチェックしていること 欧州特許庁からのEESRや審査通知などのOAに対する応答では、私が応答方針を作成することもあれば、お客様から応答方針を頂戴することもあります。お客様から応答方針を頂戴した場合であっても、私はそのまま応答書面を作成することはありません。必ずま... 2026.06.11 欧州特許実務
欧州特許実務 妊娠は病気じゃない マタニティハラスメントの話ではありません。ちゃんとした特許の話です。日本では化合物や組成物が避妊薬として有効な場合、仮にその化合物や組成物自体が公知であったとしても避妊薬としての用途が非公知であった場合は医薬発明として特許性が認められ得ます... 2026.05.07 欧州特許実務
欧州特許実務 やはりリクレーム、リクレームは全てを解決する!! 欧州特許庁が補正による新規事項の追加に厳しいことをは有名です。この新規事項の追加に厳しい欧州特許庁において自由な補正を確保するために、クレーム数の増加、明細書において図を用いずに発明を概念的に説明、特徴とその組合せをマトリクス形式で開示など... 2026.05.02 欧州特許実務
欧州特許実務 EPOでは1のリストからの選択でも新規事項の追加になり得ます 以前の記事「日本の実務家がしがちな欧州での危険な補正の形態4つ」では、欧州では2以上の特徴のリストから開示されていない組合せを選択する補正はsingling outと呼ばれ新規事項の追加に該当すると説明しました。この複数のリストからの選択は... 2026.05.01 欧州特許実務
欧州特許実務 分割出願でダブルパテントが問題となるケース 欧州特許庁の分割出願では親出願との間でダブルパテントが問題となる場合があります。以下に欧州特許庁の判例そしてガイドラインに基づいてダブルパテントが問題となる場合とダブルパテントが問題とならない場合とを紹介します。ダブルパテントが問題とならな... 2026.04.27 欧州特許実務
欧州特許実務 EPOが口頭審理のリアルタイム字幕生成サービスの提供を開始しました 欧州特許庁は、2026年4月15日のプレスリリースで、異議手続きにおけるオンライン口頭審理中にリアルタイムで字幕をスクリーン上に表示する機能の提供を開始したことを公表しました。当該サービスにはオプションとして欧州特許庁の他の公用語への自動翻... 2026.04.23 欧州特許実務
欧州特許実務 ロングアーム管轄:グローバルな特許権行使における新たなパラダイム 特許の管理は、しばしば自分の敷地の柵を守るようなものに感じられます。しかし、今日のグローバル経済において、その柵の影ははるか遠くまで伸びています。イノベーターとしては、紛争は一国の中だけにとどまると思っていても、気がつけば遠く離れた複数の法... 2026.04.16 欧州特許実務
欧州特許実務 今後クレームにおける相対的表現はEPOで致命的になるかもしれません 「薄い」、「広い」、「強い」といった相対的表現がクレームで用られることがあります。このようなクレームにおける相対的表現はこれまで欧州特許庁ではあまり問題になることはありませんでした。より具体的には2025年版ガイドラインによれば、このような... 2026.04.12 欧州特許実務
欧州特許実務 Undisclosed disclaimerの記載例 以前の記事「欧州で導入が許されるディスクレーマ3種」では、EPC54条(3)の先行技術(日本特許法29条の2の文献に対応)に対して新規性を確保する場合や、非特許事由を除く場合には出願書面に開示されていない特徴を除くディスクレーマ(Undis... 2026.04.11 欧州特許実務
欧州特許実務 EPOでもDOCXファイリングが可能になりました – ただしUSPTOのような金銭的メリットはありません 2026年4月1日、欧州特許庁は、DOCX形式による特許出願書類のファイリングを全ユーザーに開放したことを発表しました。欧州特許庁におけるDOCXファイリングは、2020年にOnline Filing 2.0(OLF 2.0)のパイロットプ... 2026.04.03 欧州特許実務
欧州特許実務 EPOは抗体医薬発明でCDRだけでなくフレームワーク領域の特定も求めてくることがあります 欧州特許庁の実務において、新規な抗体を6つのCDR配列で特定することは一般的です(例えば以前の記事「EPOのガイドラインに基づく抗体の特定方法」をご参照ください)。しかし、進歩性の議論で先行技術に対する定量的な改善(例えば結合親和性の向上)... 2026.03.26 欧州特許実務
欧州特許実務 登録された欧州特許が単一効特許となったか各国で有効化されたかを調べる方法 登録された欧州特許が単一効特許となったか各国で有効化されたかを調べるには欧州特許庁が提供するRegisterを用いるのが簡単です。まず最初にまず欧州特許庁のRegister()にアクセスします。そうすると以下ようなページが表示されます。次に... 2026.03.25 欧州特許実務
欧州特許実務 公知の数値範囲とオーバーラップすると新規性が常に否定されるようになります 過去の記事「公知の数値範囲とオーバーラップしても新規性が認められることがあります」では、T 26/85を参照し、クレームされた数値範囲が公知の数値範囲と一部オーバーラップする場合は原則、新規性が否定されるが、「技術的事実に照らして、当業者が... 2026.03.17 欧州特許実務
欧州特許実務 欧州特許庁における「逃れられない罠」とは? 欧州特許庁での権利化において、出願人・特許権者が最も警戒すべき落とし穴の一つが「逃れられない罠(inescapable trap)」です。これは、欧州特許庁における異議申立においてEPC第123条(2)とEPC第123条(3)という二つの規... 2026.03.11 欧州特許実務