出願

国際段階または欧州移行時の特許性を考慮した補正はお勧めしません

PCT出願をした場合、日本特許庁による国際調査報告の結果を参照して国際段階または各国移行時に特許性(新規性および進歩性)を考慮した補正が検討される場合は多いと思います。しかしPCT出願を欧州特許庁に移行する予定がある場合は、以下の4つの理由...
提供可能サービス

出張講義サービスのご案内

私の日本滞在中の出張講義サービスのご案内を致します。貴社に訪問し欧州・ドイツ特許実務に関する講義を提供致します。講義のトピックの例としてはこちらの記事をご参照下さい。もちろんこれ以外のトピックであっても対応可能です。特に以下のようなお悩みを...
ニュース・コラム

【2018年】出没予報【7月~9月】

2018年7月~9月の私長谷川の日本での出没予報です。7月23日(月) 福岡/クライアント訪問7月24日(水) 大阪/研修講師 日本知的財産協会主催7月25日(水) 大阪/クライアント訪問7月26日(木) 東京/クライアント訪問7月27日(...
ドイツ特許実務

ドイツ特許庁名物 「パテノスター」

ドイツ特許庁にはパテノスター(Paternoster)と呼ばれるドアも扉も必要としない旧式のエレベータがあります。パテノスター外から:  パテノスター中から:  このパタノスターは1953年に現在のドイツ特許庁の建屋が建てられた際に導入され...
出願

EPOでの権利譲渡証書の雛形

先日の記事「欧州特許出願の譲渡証書の署名には注意が必要です」で触れた権利の譲渡証書の雛形を作成しました。具体的には譲渡人が署名するAssignment(譲渡証)そして譲受人が署名するDeclaration of Acceptance(譲受宣...
出願

欧州特許出願の譲渡証書の署名には注意が必要です

欧州特許出願を第三者に移転したり、共願であった欧州特許出願の自己の持ち分を共願人に移転したりする場合は、当該移転の証拠として譲渡人および譲受人の両方によって署名された譲渡証書の提出が求められます(EPC72条、EPC規則22条)。この譲渡証...
研究

EPOでの異議の実績が多い代理人ランキングベスト50 異議申立人の代理人編

2015年、2016年および2017年に決定がなされた欧州特許庁での異議申立の件数順に、異議申立人の代理人をランク付けしてみました。調査に用いたツール:EP Bulletin SearchデータベースBULL2018/15元データの検索式(...
ニュース・コラム

ドイツ特許庁、2017年の年次報告書を公表

ドイツ特許庁の2017年の年次報告書(Annual Report)が公開されました。まだドイツ語版しか公表されておりませんが例年英語版も追って公表されています。Annual Report には先日のプレスリリースで公開された統計データ以外に...
研究

EPOでの異議の実績が多い代理人ランキングベスト50 特許権者の代理人編

2015年、2016年および2017年に決定がなされた欧州特許庁での異議申立の件数順に、特許権者の代理人をランク付けしてみました。調査に用いたツールEP Bulletin Searchデータベース:BULL2018/15元データの検索式:(...
出願

基礎よりも出願人を減らす場合は、EP出願後に権利譲渡する方がよいです

日本の基礎出願はX社(自社)とY社(他社)との共願で行ったが、Y社は外国での権利化に興味がないので外国出願は自社のX社だけで行いたいという状況はよくあります。この場合:(1)外国出願前にY社がX社に外国出願に関する権利または優先権を譲渡し、...
研究

どの国の代理人がEPOでの異議に強いか?

今年から無料になった欧州特許庁の検索ツールであるEP Bulletin Searchを使って色々と遊んでいます。今回は代理人の拠点国によって欧州特許庁における異議の結果に差があるかを調べてみました。I. 方法調査に用いたツール:EP Bul...
研究

【国別】特許権者の攻撃性に関する研究

ある国における特許権者の攻撃性(侵害訴訟を提起する可能性)はその国でビジネスを行う際のリスクに密接に関連するため気になります。この攻撃性はその国の特許侵害訴訟の件数からぼんやり推し量られているのが現状かと思います。しかしながら特許侵害訴訟の...
ドイツ特許実務

地裁別ドイツの特許侵害訴訟の典型的な流れ

1.デュッセルドルフ地裁およびマンハイム地裁:2.ミュンヘン地裁:
提供可能サービス

評判が良かったセミナーのトピック

これまで私が講師を勤めたセミナーのトピックのうち評判が良かったもののリストです。「わが社でもこのテーマでレクチャーして欲しい」というご要望がございましたらお気軽にご相談下さい。1.低コストに欧州特許を取得するには どのようにすれば戦略的に欧...