【Q&A】日本語ドイツ特許出願についてよくある質問

日本語ドイツ特許出願についてよくある質問をQ&A形式でまとめてみました。

Q. 誤訳訂正はできる?
A. 原文の日本語書面に基づいて補正ができるので(BlPMZ 98)、誤訳訂正も可能です。

Q.誤訳訂正ができる時期は?
A. 審査段階、異議段階、無効訴訟段階で誤訳が訂正できます(Schulte, §35a)。

Q.誤訳訂正をする場合の手続きは?
A.通常の補正手続き誤訳も訂正することができます。そして誤訳訂正を伴う補正の場合は、実務上、意見書でその旨を説明します。

Q.日本語出願によるメリットは?
A.
 ・ドイツ語翻訳文に誤訳があっても原文の日本語書面に基づいて修正できる。
 ・ドイツ語書面の提出を後倒し(出願から3ヶ月以内)にできる。

Q.日本語出願によるデメリットは?
A.
 ・原文の日本語書面にミスがある場合は訂正できない。
 ・ドイツ語の翻訳文を提出する際に追加代理人費用がかかる場合がある。

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