給与交渉のためのお役たち情報

ドイツの就職面接において日本人にとって厄介なのが給与交渉です。
日本では給与は会社の規則によって定められていることが多く、給与について交渉の余地がないこともありますが、ドイツではほとんどの場合、面接で自分が具体的に望む金額を提示することが求められます。

しかし、日本からドイツへの求職者にとっては、ドイツでの生活費がどれぐらいになるのか、額面の支給額から実際にどれぐらい税金が引かれるのかなどの情報が少なく、具体的な金額を決めることは簡単ではありません。そこで具体的な金額を決めるにあたって役に立ちそうな情報を調べてみました。

まず、ドイツにおける生活費ですが、ドイツ連邦統計局の統計によると2011年のドイツの1世帯当たりの平均生活費(家賃+食費+光熱費+通信費+その他雑費)は2252EUR/月だそうです。ドイツでは光熱費が高いものの、スーパーなどで得られる食材は日本よりも食費が安いので、自炊する限り日本よりも安く生活できると思います。感覚的に、一人暮らしであれば2000EURあれば例え家賃が高いミュンヘンであっても十分に生活できる金額だと思います。

次に給与から引かれる税金についてですが、額面の支給額から実際の手取り額の目安を知るにはドイツの雑誌Focusのオンラインサイトの額面‐手取り計算機(Brutto-Netto Rechner)が便利です。

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