ドイツ特許庁が２０１９年の年報を公表しました

ドイツ特許庁は、２０２０年５月２２日に２０１９年の年報（ドイツ語）を公表しました。

本年報によれば、２０１９年の特許出願件数は６７４３７件で前年の６７９０４件と比較して0.7％の減少となりました。当該特許出願件数のうち、内国出願人による出願件数は４６６３４件（前年４６６３２件）、外国出願人による出願件数は２０８０３件（前年２１２７２件）でした。

日本からの特許出願件数は７９５５件（前年８０１３件）で２０１２年から続いた増加がストップしました。また、２０１９年の特許審査終了件数は、過去最多の４０１２４件（前年３８１０６件）でした。そのうち特許付与件数は１８２２５件（前年１６３６９件）と過去１２年間で最高となり、拒絶査定は８５８５件（前年８３７５件）でした。

また、２０１９年のドイツ国内商標出願件数は７３６３３件（前年７０５３４件）であり、このうち内国出願人による件数は６８２７２件（前年６５６６２件）でした。実用新案及び意匠の出願については２０１９年も減少傾向が続き、実用新案出願件数は１１６６８件（前年１２３０７）であり、意匠出願件数は４２６０３件（前年４４０６１件）でした。

ドイツ特許庁の２０１９年の年報で開示された特許出願件数順出願人ランキングベスト５０、そして年報の情報で更新したドイツ特許庁における特許査定率（特許付与件数／審査終了件数）の推移および日本からの出願の推移は以下の通りです。