欧州特許弁理士試験の過去問から学ぶ欧州特許実務①

アイルランドの国民でありダブリンに住居を有するブラウンさんが自己の発明X-1について保護を受けたいと考えている。明日2015年1月27日、ブラウンさんは発明X-1について公の記者会見で初めて公開する予定である。このためブラウンさんは発明X-1についての最初の出願である欧州特許出願EP-XをFAXで欧州特許庁に提出する予定である。

以下の1~4の説明の正誤を示せ


1.欧州特許出願EP-Xに関して出願日の認定を受けるには、出願費用(filing fee)を納付することが必要である。


2.欧州特許出願EP-Xに関して出願日の認定のための要件が明日(2015年1月27日)に認められた場合、記者会見における発明X-1の公開は、欧州特許出願EP-Xに対しての先行技術(prior art)となる。


3.欧州特許出願EP-Xに関して出願日の認定を受けるには、少なくとも1つのクレームを有していることが必要である。


4.欧州特許出願EP-Xに関して出願日の認定を受けた場合は、ブラウンさんは欧州特許出願EP-Xについてパリ条約における優先権を有する。

解答の発表は後日

参考サイト:

欧州弁理士プレ試験過去問集

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