欧州特許庁における審査官は高待遇であることで有名です。噂によるとEP審査官の月収の手取額は16000ユーロ(日本円に換算すると約200万円!)でリタイア後の年金もかなりの額と聞いたことがあります。さらに年間30日の有給が与えられます。また驚くべきことに審査官の子供のみのために欧州
特許庁が運営する無料のインターナショナルスクールも存在します。 欧州特許庁の庁費用が高額なこともうなずけます。
そんな欧州特許庁がこの度、審査官を募集しています。
応募資格は以下の通りです。
1.いずれかのEPC加盟国における国籍
2.理系学科(物理、化学、生物学、工学等)の大学卒業資格
3.少なくとも1つの欧州特許庁における公用語(英語、ドイツ語、フランス語)の優れた知識および2つの公用語を理解できる能力
私が知る限りでは、日本人のEP審査官はいまだかつていた事はありません。1および3の条件が日本人にとっては極めて大きな障壁となると思いますが、我こそはと思う方がいらっしゃったら是非チャレンジしてみてはいかがでしょう。
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