日本でも正月、ゴールデンウィーク、お盆などの休暇シーズン中は、代理人と連絡がつき難いように、欧州およびドイツでも、代理人に連絡がつき難い休暇シーズンがあります。欧州およびドイツ特有の休暇シーズンとして代表的なものが以下に示すキリスト教の祭日に関わる休暇シーズンです。以下のシーズン中は、代理人が長期休暇を取っていることが多く、急ぎの依頼をしても受け付けられないことがあるので注意が必要です。
1.クリスマス(12月末)
言わずと知れたキリスト教における最も重要なお祭りです。日本と異なり24日、25日および26日は欧州では、国民の休日です。また学校の冬休みと重なるため長期休暇を取るものも多いです。日本は年末で何かと忙しい時期ですが、欧州の代理人とは最も連絡がつきにくい時期と言えます。
2.イースター(3月末~4月中旬)
キリストの復活を祝う祭日です。学校の春休みに重なるため長期休暇を取るものも多いです。またイースターは、カレンダー上で特定の日程に固定されているわけでなく、年によって時期が3月末から4月中旬の間で変動します。日本の年度末と重なることもあるので注意が必要です。
3.降臨祭(5月中旬~6月初旬)
精霊の降臨を祝う祭日です。イースターと同様にカレンダー上で固定されているわけではなく、年によって時期が5月中旬から6月初旬の間で変動します。ドイツのいくつかの州では学校も2週間ほど休みになるので、それに合わせて長期休暇を取ることもあります。
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