欧州特許実務

[Plausibility]付託審判部によるG2/21の解釈[T 116/18]

以前の記事「拡大審判部の審決G2/21の解説」で説明したように拡大審判部の審決G2/21のHeadnote IIにより「技術常識を念頭に置いて、当初の出願に基づき、当業者が技術的教示に包含され、同一の当初開示された発明によって具体化されるも...
ニュース・コラム

【2023年】出没予報【8月~9月】

2023年8~9月の私長谷川の日本での出没予報(仮)です。8月1日(火)  東京/クライアント訪問8月2日(水)  東京/研修講師@日本知的財産協会主催研修8月3日(木)  東京/クライアント訪問8月4日(金)  東京/研修講師@知財実務情...
ニュース・コラム

UPCでの記念すべき最初の取消訴訟の当事者は日本企業です

2023年6月1日に統一特許裁判所(UPC)協定が発効し、統一特許裁判所における特許権侵害訴訟そして取消訴訟をはじめとする手続きが可能になりました。そこで記念すべき最初の取消訴訟を調べてみました。統一特許裁判所のCase Managemen...
中堅特許事務所への道のり

事務所移転のお知らせ

この度、弊所Hasegawa弁理士事務所は業務拡大のため以下の新事務所へ移転いたしましたので報告申し上げます。新住所:Patentanwaltskanzlei HasegawaUntere Hauptstraße 5685354 Freis...
セミナー案内

[6/28]欧州知財ウェビナー[新規性@EPO]

次回の欧州知財ウェビナーの日程およびトピックが決まりましたのでご案内申し上げます。・トピック「EPOにおける新規性の実務」EPOにおける新規性の判断はgold standardを用いた「photographic approach」に基づいて...
セミナー案内

[8/4 東京]欧州知財実務 リアルセミナーのご案内 [UPC/G2/21]

この度4年ぶりに日本でオフラインの欧州特許セミナーを企画することが決まりましたのでご案内申し上げます。本セミナーの企画・運営は高橋政治先生が運営されている知財実務情報Lab.®にご協力をいただいております。トピック前半「UPC ファーストイ...
その他

ミラノにUPCの中央部が設置されることになりました

先日の記事「ロンドン中央部が担当するはずだった事件の割当てが正式に決定しました 」で、UPCのロンドンにおける中央部が担当するはずであったIPCセクションA(生活必需品)がパリの中央部に、そしてIPCセクションC(化学、冶金)がミュンヘンの...
ニュース・コラム

ロンドン中央部が担当するはずだった事件の割当てが正式に決定しました

イギリスが2020年7月20日にUPC協定不参加を表明したことにより、ロンドンに設置される予定であった統一特許裁判所の第一審裁判所における中央部の1つが断念されました。しかしロンドンにおける中央部が担当するはずであったIPCセクションA(生...
セミナー案内

[オンライン]知財実務情報Labのミニセミナーで講師を務めます[6/20]

この度、高橋政治先生の知財実務情報Lab主催のセミナーで私が講師を務めさせて頂くことになりました。 セミナーの概要は以下の通りです。テーマ:「本当は怖い欧州での優先権」日時: 2023年6月20日(火曜日)日本時間16:00~17:00会場...
欧州特許実務

欧州特許出願用の図面データ作成の際に留意すべきこと5点

欧州特許庁ではグレースケールの図面が認められたり、カラー図面や写真が禁止されていなかったり、「FIG.2A」のように図番にアルファベットを付すことが許されていたりと図面作成の自由度が高いです。しかし欧州特許庁は図面の特定の事項についてはかな...
ニュース・コラム

European Patent Litigatorになりました

先日、無事に統一特許裁判所(UPC)での代理人であるEuropean Patent Litigator(欧州特許訴訟代理人)として登録されました。European Patent Litigatorとして登録されるには欧州特許弁理士資格に加え...
セミナー案内

すごい知財EXPO’23に登壇します

8月23日、24日にオンラインでされるすごい知財EXPO'23に私長谷川が登壇します。トピックは「欧州統一特許裁判所、ファーストインプレッション ~2023年6月1日統一特許裁判所協定発効後の最新情報~」です。皆様にとって有意義な情報と時間...
欧州特許実務

客観的技術的課題をあえて「単なる代替物の提供」とするほうが好ましい場合があります

欧州特許庁における進歩性の議論では主文献に対する有利な技術的効果を立証し、当該技術的効果に基づくambitiousな客観的技術的課題を主張し、客観的技術的課題がtrivialな「単なる代替物の提供」と認定されることを防ぐことが定石です(進歩...
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今年も日本知的財産協会主催の研修で講師を務めます

昨年に引き続き今年も日本知的財産協会主催の2023年度の研修「欧州特許制度」の一部で私長谷川が講師を務めさせて頂くことになりました。研修の日程は以下の通りです。受講者の皆様にとって有意義な情報および時間を提供できるよう努めます。欧州における...