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EPOガイドライン G-II, 3.6.2「情報モデリング、プログラミング活動およびプログラミング言語」の和訳

3.6.2 情報モデリング、プログラミング活動およびプログラミング言語情報モデリングは、技術的性質を欠く知的活動であり、実際のシステムまたはプロセスの形式的な説明を提供するために、通常ソフトウェア開発の最初の段階でシステムアナリストによって...
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EPOガイドライン G-II, 3.6.1「さらなる技術的効果の例」の和訳

G-II, 3.6.1 さらなる技術的効果の例ある方法がコンピュータで実行されるという単なる事実以上の技術的性質を有する場合、その方法を特定する対応コンピュータプログラムは、コンピュータ上で実行されたときにさらなる技術的効果を生じさせる。例...
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EPOガイドライン G-II, 3.6「コンピュータのプログラム」の和訳

G-II, 3.6 コンピュータのプログラムコンピュータプログラムは、EPC 52条(2)(c)および(3)の特許性から除外される。ただし、EPC 52条(2)および(3)に一般的に適用される基準に従うと(G-II,2)、この除外は技術的性...
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EPC54条(4)の「物質又は組成物」に「細胞」は含まれるか?

EPC54条(4)および(5)では「物質又は組成物(substance or composition)」の発明についてその物自体が公知であっても医薬用途が新規であれば新規性が認められる旨が規定されています。ここで気になるのが何が「物質又は組...
ドイツ特許実務

ドイツ特許庁における審査の優先順位

ドイツ特許庁では特許出願の種類またはステージに因って審査官に与えられるOAの準備期間が異なります。すなわち庁内ルールで定められた以下のような審査の優先順位が存在します(Mitteilung der Präsidentin des DPMA ...
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国際段階または欧州移行時の特許性を考慮した補正はお勧めしません

PCT出願をした場合、日本特許庁による国際調査報告の結果を参照して国際段階または各国移行時に特許性(新規性および進歩性)を考慮した補正が検討される場合は多いと思います。しかしPCT出願を欧州特許庁に移行する予定がある場合は、以下の4つの理由...
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EPOでの権利譲渡証書の雛形

先日の記事「欧州特許出願の譲渡証書の署名には注意が必要です」で触れた権利の譲渡証書の雛形を作成しました。具体的には譲渡人が署名するAssignment(譲渡証)そして譲受人が署名するDeclaration of Acceptance(譲受宣...
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欧州特許出願の譲渡証書の署名には注意が必要です

欧州特許出願を第三者に移転したり、共願であった欧州特許出願の自己の持ち分を共願人に移転したりする場合は、当該移転の証拠として譲渡人および譲受人の両方によって署名された譲渡証書の提出が求められます(EPC72条、EPC規則22条)。この譲渡証...
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基礎よりも出願人を減らす場合は、EP出願後に権利譲渡する方がよいです

日本の基礎出願はX社(自社)とY社(他社)との共願で行ったが、Y社は外国での権利化に興味がないので外国出願は自社のX社だけで行いたいという状況はよくあります。この場合:(1)外国出願前にY社がX社に外国出願に関する権利または優先権を譲渡し、...
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PCT出願の欧州移行を依頼する際に必要な書面・情報

日本からPCT出願の欧州移行の依頼を欧州代理人にする際には以下の書面および情報が必要になります。PCT出願のドイツ国内移行を依頼する際に必要な書面および情報と若干異なるので注意が必要です。 ・PCT出願書面の英訳(EPC規則159条(1))...
ドイツ特許実務

PCT出願のドイツ国内移行の依頼書の雛形

先日の「PCT出願のドイツ国内移行を依頼する際に必要な書面・情報」で説明した内容を踏まえたドイツ代理人への依頼書のひな形を作成しました。どうぞご自由にお使い下さい。【注意】本雛形はPCT出願のEPO移行の依頼書にも応用できます。ひな形に登場...
ドイツ特許実務

パリルートでのドイツ特許出願の依頼書の雛形

先日の「パリルートでドイツ特許出願を依頼する際に必要な書面・情報」で説明した内容を踏まえたドイツ特許出願の現地代理人への依頼書のひな形を作成しました。どうぞご自由にお使い下さい。【注意】本雛形はパリルートの欧州特許出願の依頼書にも応用できま...
ドイツ特許実務

パリルートでドイツ特許出願を依頼する際に必要な書面・情報

日本からパリルートでドイツ特許出願の依頼をドイツ代理人にする際には以下の書面および情報が必要になります。・クレーム、明細書、図面および要約を含む出願書面(ドイツ特許法34条、36条) 外国語(日本語、英語等)で出願することもできますがドイツ...
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EPOルートは何ヶ国からがお得か?

欧州での権利取得ルートには欧州特許庁ルート(EPOルート)と各国ルートとが存在します。通説としては欧州の3ヶ国以上で権利を取得したい場合は各国ルートよりもEPOルートの方が安く、権利を取得したい欧州の国がそれ以下である場合は各国ルートのほう...