ニュース・コラム 口頭での質疑応答の際に気を付けるべきこと3つのこと 我々弁理士の重要な仕事のうちの一つに電話やミーティング、講義などにおける口頭での質疑応答があります。 このような口頭での質疑応答のためには回答に必要な知識やノウハウがあればそれだけで十分かと思われるかもしれませんが、口頭での質問を正しく把握... 2019.11.17 ニュース・コラム
欧州特許実務 EPOにおけるクレーム手数料についてよくあるQ&A 欧州特許庁ではクレームが15を超えた場合に1クレームごとに追加のクレーム手数料の納付が求められます(EPC規則45条(1))。このクレーム手数料に関するよくある質問をQ&A形式でをまとめてみました。 Q. クレーム手数料っていくらですか? ... 2019.11.14 欧州特許実務
欧州特許実務 欧州ではプロダクトバイプロセスクレームが結構使えます 日本では2015年の最高裁の判決以来、無効理由を包含する恐れのあるプロダクトバイプロセスクレームは避けられる傾向にあります。このため日本の出願人が国外で権利を取得する際にもプロダクトバイプロセスクレームが活用されることはあまりありません。 ... 2019.11.13 欧州特許実務
欧州特許実務 パリルートで優先期間満了前に欧州特許出願をしても早期権利化効果はありません 欧州での早期権利化を意図して優先期間の満了前にパリルートで欧州特許出願がされる場合があります。しかしパリルートの欧州特許出願の場合、審査の開始時期は出願日を基準に決められるのではなく優先日を基準に決められます(EPC規則70条(2))。この... 2019.11.07 欧州特許実務
欧州特許実務 スイス特許庁のFTO調査サービスってどうなの? 欧州でFTO(Freedom to operate )調査をする場合は英語の特許文献だけではなく、最低限、ドイツ語そしてフランス語の特許文献まで調査範囲を広げなければなりません。このような多言語のFTO調査を一定以上の品質を保ちながら実行で... 2019.11.05 欧州特許実務
ドイツ特許実務 ドイツでは文言侵害が成立する場合は公知技術の抗弁を用いることができません 特許侵害の成否を判断する際に公知技術の抗弁(自由技術の抗弁)という考えがあります。これはイ号が対象特許の優先日前の公知技術であることを示すことで特許侵害の成立を阻止することができる防御法の一つです。 つまり公知技術の抗弁とは侵害判断の場にお... 2019.10.30 ドイツ特許実務
ドイツ特許実務 欧州特許とドイツ国内特許との間のダブルパテントの取扱い ドイツでは、欧州特許出願と同一の対象について欧州特許出願と同一の出願人がドイツで国内特許出願することは禁止されていません。また審査過程で欧州特許とドイツ国内特許間のダブルパテントを排除する規定もドイツにはありません。 このため以下の例のよう... 2019.10.29 ドイツ特許実務
ドイツ生活 ZABによる学位・資格の審査報告書の取得手続きと注意点 日本の大学を卒業して、ドイツで留学、就職または資格取得をしたい場合、ドイツの文部省の管轄下にある国際教育センター(Zentralstelle für ausländisches Bildungswesen、通称ZAB)という公的機関が発行す... 2019.10.25 ドイツ生活
出願 欧州向けのクレームでは略○○といった表現を避けたほうがよいです 日本でのクレームでは例えば略平行というように略○○といった表現がよく用いられます。 これは完全な平行だけでなく一定の誤差範囲内の実質的な平行も権利範囲に含ませることを意図したものだと思われます。しかしこの略○○といった表現は欧州では以下の3... 2019.10.23 出願欧州特許実務
ニュース・コラム 海外在住の日本弁理士は倫理集合研修の参加義務の免除を受けることができます 日本の弁理士は登録後に様々な継続研修を定期的に受講をすることが義務付けられています。この継続研修の多くはEラーニングで受講することができるため場所および時間に縛られることなく研修に参加することができます。 2019.10.16 ニュース・コラム
欧州特許実務 欧州では”Incorporation by Reference”を使えません 米国では他の文献を参照して引用(Incorporation by Reference)することで、明細書の記載が省略ができる場合があります。このため米国での権利化を意識したPCT出願でも他の文献を参照して引用することがよくあります。 しかし... 2019.10.01 欧州特許実務
セミナー案内 弁理士春秋会の研修で講師を務めます この度、弁理士春秋会主催の研修で私長谷川が講師を務めさせて頂くことになりました。 研修の概要は以下の通りです。 2019.09.27 セミナー案内ニュース・コラム
ドイツ特許実務 ドイツにおける欧州特許およびドイツ国内特許の無効率に関する研究 ドイツ連邦特許裁判所(Bundespatentgericht)は日本の無効審判に対応する無効訴訟(Nichtigkeitsklage)を管轄する裁判所です。この無効訴訟にはドイツ特許庁の審査を経たドイツ国内特許に対する無効訴訟と、欧州特許庁... 2019.09.26 ドイツ特許実務研究