ドイツ語 スラッシュ記号(/)の意味は?and? or? 英語やドイツ語の文献では、X/Yというように単語と単語との間にスラッシュ記号(/)を挿入した表現がよく見られます。この場合悩むのが単語と単語との挿入されたスラッシュ記号(/)は、orと解釈すべきなか、andと解釈すべきなかということです。 ... 2020.02.24 ドイツ語
中間 日本の実務家がしがちな欧州での危険な補正の形態4つ 欧州特許庁は補正における新規事項の追加(EPC123条(2))に厳しいことで有名です。一方で日本特許庁は補正による新規事項の追加にはかなり寛大です。このため日本の感覚で欧州特許出願のクレーム補正をしてしまうと新規事項の追加と判断されるリスク... 2020.02.21 中間欧州特許実務
ドイツ特許実務 ドイツで例外的に禁反言が適用されるための3つの条件 以前の記事「ドイツの裁判所によるクレーム解釈の原則」でも述べましたがドイツにおける侵害訴訟では禁反言の適用は原則ありません。つまりドイツでは侵害訴訟における裁判所は審査過程または異議・無効訴訟課程でなされた特許権者の主張に原則拘束されません... 2020.02.14 ドイツ特許実務侵害訴訟
ドイツ特許実務 ドイツ特許庁における情報提供 ドイツ特許法第43条(3)に従い、ドイツ特許庁でも係属中のドイツ特許出願について第三者が情報提供をすることができます。ドイツ特許庁における情報提供の具体的な要件は以下の通りです。 主体的要件 ・何人であっても情報提供をすることができます。 ... 2020.02.13 ドイツ特許実務
中間 欧州では1つのリストからの選択には新規性が認められません。 日本では先行技術文献に記載された選択肢の一部を発明特定事項として選択した発明であっても、異質または同質であっても際立って優れた効果を有する場合は選択発明として新規性および進歩性が認められることがあります。 欧州でも先行技術文献に記載された選... 2020.02.11 中間欧州特許実務
研究 出願人の国籍と欧州代理人の国籍との関係に関する研究 背景 欧州特許庁での手続きについて代理権を有する欧州代理人の国籍は欧州特許条約の加盟国の数だけ、すなわち38あります。本研究では出願人の国籍によって欧州代理人の国籍に差があるかを調べてみました。 調査対象国 欧州特許出願数が多い非欧州国トッ... 2020.02.07 研究
ニュース・コラム 欧州特許庁、手続料金の値上げ等を公表 2020年版 欧州特許庁は2020年1月のOfficial Journalで2020年4月1日から手続料金を引き上げることを公表しました。主な料金の改定は以下の通りです(カッコ内は旧料金)。 オンライン出願料 125ユーロ(120ユーロ) ページ料 36... 2020.02.05 ニュース・コラム欧州特許実務
中間 口頭審理の召喚状が来てもまだ特許査定のチャンスはあります 欧州特許庁の審査過程では日本のようにいきなり拒絶査定がなされることがなく、口頭審理の召喚状が発行され、口頭審理において出願人に口頭で特許性を主張する機会を与えてから拒絶査定がなされます(EPC116条)。 口頭審理の召喚状は通常、口頭審理の... 2020.01.21 中間欧州特許実務
侵害訴訟 独・仏・英における特許訴訟の概要 欧州の主要国であるドイツ、フランスおよびイギリスにおける特許訴訟の概要を図にまとめてみました。 ドイツ フランス イギリス 参考サイト: 2020.01.16 侵害訴訟各国制度
ドイツ特許実務 デュッセルドルフの地裁・高裁の判決文の入手の仕方 ドイツのデュッセルドルフは欧州内で特許訴訟が最も活発な都市として有名です。一説によるとデュッセルドルフの地裁だけで年間400以上の特許訴訟に関する判決を下していると言われています。特許訴訟に関する論文または基本書にはデュッセルドルフの地裁ま... 2020.01.14 ドイツ特許実務調査
ニュース・コラム ドイツ弁理士受験資格取得のための試験を受けにHagenまで来てます 最近まともにブログを更新できておらず申し訳ありません。 以前の記事「ドイツ弁理士受験資格獲得のための一般法の履修を開始しました」でも説明しましたがドイツ弁理士試験の受験資格を得るためには2年間の一般法の履修過程(通称Hagen)を修了するこ... 2020.01.04 ニュース・コラム自己紹介
セミナー案内 [東京]日本弁理士会関東会主催の研修で講師を務めます[1/27] この度、日本弁理士会関東会の研修で私長谷川が講師を務めさせて頂くことになりました。 研修の概要は以下の通りです。 テーマ: 「欧州主要国における訴訟手続きの概要とドイツ裁判所における権利解釈の原則」 日時: 2020年1月27日(火曜日)1... 2020.01.02 セミナー案内
ドイツ特許実務 ドイツでもグレースケールの画像を提出できます 日本特許庁はグレースケールの画像データを図面として受理してくれます。このため顕微鏡写真などの画像データもそのまま提出しても問題ありません。 他方で、ドイツでどうでしょうか。 日本では「ドイツでは二値化した白黒の画像データしか認められず、グレ... 2019.12.30 ドイツ特許実務